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千葉県山武市で就農。命をとりあげる産婆さんにちなんでサンバ。持続可能な農業を目指して健康でおいしい野菜を栽培中。飲食店向けに販売!
わたしを食べてみてください

「たくさん」の中から選ばれたい
   
 「無農薬・無化学肥料で栽培しています」
「鮮度がスーパーとは違いますよ!」

 マルシェで野菜の販売をする時、どこにでもあるような文句
ばかり言っていた。
 けれど、これらに当てはまる野菜は
『サンバファーム』以外にもたくさんある。

 自分たちの「強み」は?
『サンバファームの野菜』がいい――
そう思ってもらうためには、どうすれば?
もっと差別化しなければ!
長い間、そう思っていた。

 「強み」を探して

土壌、栽培方法、肥料、品種選び・・・
それぞれの農家が色々な「こだわり」を持って栽培しているだろう。
 しかし、もっとも大きな違いは、作っている「人」だ。
師匠を真似て、
――同じときに種を蒔き、
――同じように世話をしても、
できあがる野菜は「別物」だった。
不思議なほどに、野菜には「作り手」が見える。

 『サンバファーム』の強み――
それは、『サンバファーム』だということ。
『サンバファームの野菜』の「味の決め手」は
作り手の「人となり」だった。

 「自分そのもの」が、作るモノに投影される。
だからこそ、楽しんで仕事に取り組みたい!
 ワクワクした気持ちで育てた野菜を、食べてもらいたい。

「自分」と「他者」

 そのために、まずは「自分」を、
そしてサンバファームの「メンバー」を知ることから始めた。

 『ユングのMBTI タイプ論』
『クリフトンの ストレングス ファインダー』
サンバファームのメンバー全員で、この二つを受け
結果をシャアした。
 これらは「あなたはこうだ」と枠にはめるような、
単なる「性格診断」ではない。
 持っている「資質」や、「心のパターン」を知ることで、
「自分」というフィルターを理解できる。
 それは、「他者」もまた別のフィルターを持っている、
と知ることにもつながる。

錆びて動かなくなった自転車のギアに、油をさしたように――
「チーム」が心地よく回るようになった。

 この分析は、私の場合、「職場」だけでなく、
「家庭」でもかなり役立っている。
 家族に対する無駄なイライラや不満がぐっと減るはずだ。
みなさんにも、ぜひおすすめしたい。


 『サンバファームの野菜』成分表
~ユング心理学 タイプ論仕立て~

 サンバファーム代表
 松下 信也
 “自称 生姜王”
 <管理者――実用的で事実に基づいた思考の持ち主>

 農業というと、職人のように「感覚で作業する」イメージを
お持ちかもしれない。
 実際は、とても化学的で、数学的だ。
  綿密な計画を立て、実行。
起きている状況を分析し、事実を確認。
「次の一手」に最適な手段を選ぶ。

 「想定外」がたくさん起こる農業だが、
「管理者」資質の代表がいることで、
サンバファームは安定供給を可能にしている。


(最強)パートタイマー
 松下 沙由里
“農家と相談員 ダブルワーカー”
<仲介者――詩人肌で親切な利他主義者>

農業と相談業務は似ている。
どちらも「相手をよく観て、寄り添う」ことが大切だ。
 野菜の選別基準が厳しいのは、「生産者」目線より
「消費者」目線になるから。
サンバファームの野菜は、「仲介者資質」のパートタイマーにより
調理する人が使いやすいよう、パッキングされている。

 
 研修生
かっちゃん
“家族想いの元青年海外協力隊員”
<冒険家――柔軟性と魅力がある芸術家>

 現在、代表の右腕として大活躍。
サンバファーム卒業後は、実家の島根で就農予定。
コミュニケーション能力が高く、相手のちょっとした行動を見て
何をすべきか理解できる。
 猛暑や台風、苦しい状況が続いた夏。
前向きで好奇心旺盛な「冒険家資質」のかっちゃんが、
心折れそうな代表を支えてくれた。
 8年目のサンバファームに、「夢に向かってがんばる情熱」という
スパイスを加えている。


  最後に・・・大切なお知らせです

 この成分は、日々変化している。
季節が巡れば、一年後にまた同じ野菜が収穫できる。
しかし、それは一年前とは「違う味」だ。
 その時々、「いいね!」と思ってくれた人に、届けられたらうれしい。

 なかなか「バランスのとれた味」だと自負している。
この成分表にご興味を持っていただけた方は、

@山武市役所 渡り廊下
 「お役所マルシェ 『オヤマル』」(毎週金曜日 お昼休み♪)
でお待ちしています!
※ お買い上げいただいた方に限り、ご希望があれば
“人生相談”も承ります。

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Posted by サンバファーム
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[農園スタッフSayu
農業女子プロジェクト 刈り払機開発その後
こんにちは。妻のさゆりです。
以前アップした農業女子PJのその後をご報告です!
まずは刈り払機のプロジェクトから。

1月27日、東金にある丸山製作所さんの千葉工場にて第二回目のミーティングがありました。前回全国の農業女子達が「ここが不便なの!こういうのがいい!!」など、言いたい放題意見を述べたのですが(笑)、それを反映した刈り払機の試作機ができていました。
角度や長さ、ハンドルの位置など、これまで全て「男性が使うこと」が前提だったわけです。そりゃー、使いづらいですよね。
でも、「そういうものだ」という認識が、使う側にも、メーカーにもあったのだと思います。
それまでの常識を覆すというのは、どんな場面でも大変です。丸山製作所さんも社内では色々なご意見が出たようですが、できる限り農業女子の意見を反映した「使いやすい、使いたくなるモノ」を生み出そうとご尽力してくださったのが伝わってきてとってもうれしかったです。そんな努力のすえ作っていただいた試作機ではありますが、またまた全国の農業女子で「いや、ここはこーじゃない、これだと使いづらい!!」と依然にも増して言いたい放題^^; がっかりした表情を見せる担当者の方々が痛々しかった・・・

4月頃までには今回の意見を組み入れたモニター刈り払機ができる予定です。
「my刈り払機」と呼びたくなるような、しっくりくる刈り払機でガンガン草刈りする
日が楽しみです!
0127農女子

0127農女子2
Posted by サンバファーム
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[農園スタッフSayu
<Sayu>農業女子のこと
 こんにちは。サンバファーム 妻のさゆりです。
いつもこのブログは代表である夫が書いていますが、私が参加している「農業女子プロジェクト」のことをブログにも載せたいなぁ、と思い今回初執筆しています。

 さて、「農業女子プロジェクト」、(http://nougyoujoshi.jp/)ニュースでもちょこちょこ取り上げられていますので
聞いたことあるなぁという方もいらっしゃるのでは? ダイハツの8色軽トラなど、このプロジェクトから生まれた商品がすでに世に発信されています!

 私が現在参加している個別プロジェクトは株式会社丸山製作所の「草刈作業応援プロジェクト」http://nougyoujoshi.jp/project/index.htmlと、株式会社東洋ハウジングの「住まいのミライプロジェクト」http://nougyoujoshi.jp/project/index.htmlのふたつ。
今月初めには、バンダイナムコの企画でゲームセンター(!)でのトークイベントにも参加しました。
 同業者である全国の農業女子だけでなく、色んな企業の方とも知り合えて、おもしろいったらありゃしないです。 女性というだけでこんな楽しいプロジェクトに参加できて、夫に申し訳ないくらい。
 それぞれのプロジェクトは第一回目が終わったところ。最終的には私達農業女子の意見が反映された商品ができあがる予定です。私、「家建てる!!」と言い出すと思います(笑)
Posted by サンバファーム
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[農園スタッフSayu
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