2015.
02.
04
21:54:30
水曜日
ついに着手した育苗ハウス建設。
資材は昨年3月頃に解体撤去して持ち帰ったものです。パイプの状態もよく十分に再利用できます。
このハウスでは、育苗と資材置き場、貯蔵をやる予定です。
育苗の技術はほとんどないので一からのスタートになりますが、新たな技術習得に頑張って行こうと思います。
これまでは近隣の苗屋さんに委託して育苗してもらっていました。
化学肥料・農薬を使用しない苗にも対応しています。
苗半作という言葉があります。これは苗の状態でその栽培の半分は決まる、と言う意味で野菜栽培において非常に重要な部分を育苗工程が占めます。
研修先でも苗は委託していたので育苗にはほとんどノータッチでここまで来ました。
苗半作ということは苗をプロに任せることによってリスクが半分に減るということです。
楽をしすぎている、そんなのは農家じゃないという考え方の人もいますが、育苗をするしないを選択できることは大きなメリットです。
発芽しなかった、徒長した、水を切らした、焼けた、凍ったなどして苗をダメにするケースは大いにあります。
技術が未熟な新規就農者の場合はなおさらです。
定植までたどり着けない、定植後の生育が悪いなどして販売の機会を逃し死活問題に直結するのが育苗です。
新規就農で一人というパターンは多いですが、水やり、換気を一人でこなすのはとても大変。
マルシェで野菜を売りに行く日、畑に朝から晩までいる日、風邪を引いて寝込む日など苗の面倒を見ることができないことも多いです。
農場が立ちあがって軌道に乗ってきてからでも育苗はできます。
全て自分でやろうとしないことがうまくいく秘訣の一つなのかもしれません。
建設はというと、
まずトラクターで表面を起こしながら地面の凸凹を均していきます。

直角三角形を作って位置決めをしてアーチパイプを刺す位置に沿って管理機で少し溝を作ります。
パイプの先から45cmが埋め込み深さ、そこから10cmや15cmのところに印をつけて、
地上部10cmに水糸を張って挿していきます。
挿しづらい時は、パイプハンドやオーガを使うとやりやすくなります。
アーチの間隔は45cm。
今回はアーチパイプ56本です。なので長さは24.75m。間口は4.5m。パイプ太さはアーチも直管も19mm。


ヒロカズと研修生アッコちゃんの頑張りで作業が進みます。
二人とも予習をしっかりしてきていました。ハウス建設の知識はわたしとそんなに変わらないでしょう。

トップクロスを何カ所か取り付けてアーチパイプと棟用の直管パイプを固定。
一気にハウスっぽくなってきました。
楽しい作業はあっという間に時間が経ってしまいます。
ひとまず一日目はらせん杭を埋め込んで沈み込み防止の直管を通したところで終了。

らせん杭はマニュアルだとピッチ1.8m以下。今回はアーチ6本に一カ所なので2.7m間隔。
早く続きがやりたい!と思える初めてのハウス建設です。
ついに着手した育苗ハウス建設。
資材は昨年3月頃に解体撤去して持ち帰ったものです。パイプの状態もよく十分に再利用できます。
このハウスでは、育苗と資材置き場、貯蔵をやる予定です。
育苗の技術はほとんどないので一からのスタートになりますが、新たな技術習得に頑張って行こうと思います。
これまでは近隣の苗屋さんに委託して育苗してもらっていました。
化学肥料・農薬を使用しない苗にも対応しています。
苗半作という言葉があります。これは苗の状態でその栽培の半分は決まる、と言う意味で野菜栽培において非常に重要な部分を育苗工程が占めます。
研修先でも苗は委託していたので育苗にはほとんどノータッチでここまで来ました。
苗半作ということは苗をプロに任せることによってリスクが半分に減るということです。
楽をしすぎている、そんなのは農家じゃないという考え方の人もいますが、育苗をするしないを選択できることは大きなメリットです。
発芽しなかった、徒長した、水を切らした、焼けた、凍ったなどして苗をダメにするケースは大いにあります。
技術が未熟な新規就農者の場合はなおさらです。
定植までたどり着けない、定植後の生育が悪いなどして販売の機会を逃し死活問題に直結するのが育苗です。
新規就農で一人というパターンは多いですが、水やり、換気を一人でこなすのはとても大変。
マルシェで野菜を売りに行く日、畑に朝から晩までいる日、風邪を引いて寝込む日など苗の面倒を見ることができないことも多いです。
農場が立ちあがって軌道に乗ってきてからでも育苗はできます。
全て自分でやろうとしないことがうまくいく秘訣の一つなのかもしれません。
建設はというと、
まずトラクターで表面を起こしながら地面の凸凹を均していきます。

直角三角形を作って位置決めをしてアーチパイプを刺す位置に沿って管理機で少し溝を作ります。
パイプの先から45cmが埋め込み深さ、そこから10cmや15cmのところに印をつけて、
地上部10cmに水糸を張って挿していきます。
挿しづらい時は、パイプハンドやオーガを使うとやりやすくなります。
アーチの間隔は45cm。
今回はアーチパイプ56本です。なので長さは24.75m。間口は4.5m。パイプ太さはアーチも直管も19mm。


ヒロカズと研修生アッコちゃんの頑張りで作業が進みます。
二人とも予習をしっかりしてきていました。ハウス建設の知識はわたしとそんなに変わらないでしょう。

トップクロスを何カ所か取り付けてアーチパイプと棟用の直管パイプを固定。
一気にハウスっぽくなってきました。
楽しい作業はあっという間に時間が経ってしまいます。
ひとまず一日目はらせん杭を埋め込んで沈み込み防止の直管を通したところで終了。

らせん杭はマニュアルだとピッチ1.8m以下。今回はアーチ6本に一カ所なので2.7m間隔。
早く続きがやりたい!と思える初めてのハウス建設です。
スポンサーサイト